「挫折してもいい。自分らしさを出して」
とメッセージを送りました。
知らない人に「こんにちは」と言ってはいけないんだ
東京に来た当時、人々の歩くスピードがとても速くて、誰かとぶつかっても謝らないことに驚きました。
知らない人に「こんにちは」と言ってはいけないんだとも知り、寂しくなりました。先月帰省したとき、道行く地元の小学生たちが元気にあいさつしてくれてうれしかったです。
13歳でモデルとしてデビュー
私は13歳でティーンズ誌「ニコラ」のモデルとしてデビューし、17歳で「CanCam」の専属モデルになったので「モデル出身」のイメージが強いと思います。
でも、実は芸能界に入った頃からずっと俳優を目指し、オーディションを受けては落ち続けました。
「誰も分かってくれない」と心を閉ざした時期もあった
「こんなに大勢が受けたから、落ちても仕方ない」
「私はハーフだから日本人の役には受からない」
事実と向き合わず、ショックを感じないようにしていました。今振り返ってみると、個性を強みにする努力が足りなかっただけなのですが、
「誰も分かってくれない」
と心を閉ざした時期もありました。
多くの大人たちが手をさしのべてくれた
そんなとき、東京で会った多くの大人たちが手をさしのべてくれました。所属事務所の副社長には、
「あなたが撮影で着ている服は、誰が作り、どこで売られているか知っているの」
ときかれました。
それまでは部活動の延長感覚で、ただ服を着てカメラの前に立ってポーズをとっていただけでしたが、その一言でパーッと世界が開けました。お金がなかったので、本屋で半日間、様々なファッション雑誌を立ち読みし、
「ファッションってこんなに奥が深いんだ」
と衝撃を受けました。
ツイッターで発信し始めた
ツイッターで発信し始めたのもこのころ(2013年)です。自分と向き合うことで成長できました。
2015年には(鬼才と名高い)園子温監督の映画「みんな!エスパーだよ!」のヒロインに選ばれ、本格的に演技に取り組み始めました。
実花ちゃんも、東京で出会った素敵な大人の一人です。「蜷川実花監督」と呼ばなくてはいけないですね(笑)。
「FOLLOWERS」で、なつめ役を演じる
実花ちゃんが監督をしたネットフリックスのオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」(フォロワーズ)で、女優を目指して上京するけど全く芽の出ないなつめ役を演じています。
なつめは心の優しい子ですが、東京で可哀想なくらいいろんな出来事が積み重なり、心を閉ざしてしまうんです。かつての私のように。
後輩に言ったことを台本に取り込んだ
なつめが親友に、
「自分の目をそらさないで、ちゃんと傷ついたら?」
と言われる場面があります。実は私が後輩に言ったことを、実花ちゃんが台本に取り込んだのです。
東京だと他人に自分の情報を与えすぎるのは怖いと思ってしまう。だけど、
「実花ちゃんは作品にいかしてくれる」
と信じられるから、赤裸々に自分の体験を話せました。実花ちゃんが、毎回私の世界に自然に降りてきてくれる感じですね。
家族仲はいいけどあまりしゃべらない
私も昔は不器用でしたが、東京に出てからすごくしゃべるようになりました。6人家族で兄弟が3人いますが、みんなすごくシャイで不器用です。家族仲はいいけど、あまりしゃべらない。
「私が池田家を引っ張って重要なことを決めていく!」
と大黒柱のような気持ちになっています。
「挫折を恐れないで」と伝えたい
上京した若者には「挫折を恐れないで」と伝えたい。私もなつめも挫折して自分の弱さを自覚して、自分に向き合ったからこそ強くなれた。
意見を主張して、誰かに怒られたっていい。じゃないと自分で何も判断できなくなるから。
自分らしさを出していけばいい
これから東京は多様になっていくだろうし、もっと多様になってほしいと願っています。変わりゆく東京の街で、自分を信じ、自分らしさを出していけばいいと思います。
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